

目地の劣化
目地が切れた、剥がれた、剥がれた
目地が抜け落ちた
目地にヒビが入っている

外壁のつなぎ目に使用されている目地は「シーリング」といい、外壁材の側面を保護するための素材です。
柔らかい素材ですが、新築時7~10年で表面にヒビが入り始め、劣化の始まりとなります。
シーリングによる補修
修繕方法
表面の軽いヒビ割れであれば、性能上は特に問題はありません。
しかし、そのまま塗装をするとなると、寿命を考えて、増し打ち・交換した方が良いでしょう。 シーリング増し打ち 600円~/m

目地が剥離している

シーリングの剥離は、シーリングが硬くなり、接着力を失ってしまった状態です。
サイディング材の側面はまったく保護されていない状態になってしまうので、外壁材の変形へとつながる可能性が高くなります。
シーリングの交換
修繕方法
目地の剥離は素材の硬化によるものなので、屋根外壁塗装工事の際は交換が必要です。 シーリング打ち替え 800円~/m
目地が割れている

シーリングが割れ、本来の防水性能を発揮できていない状態です。
シーリングの裏には金具が設置されており、すぐに雨漏りするとは言い切れませんが、そのままにすると、外壁材の変形やひび割れに繋がる恐れがあります。
シーリングによる補修
修繕方法
割れた目地に増し打ちする方法もありますが、新しい目地が薄くなるので推奨はしていません。 シーリング打ち替え 800円~/m

目地が欠落している

シーリング材そのものが剥離し、全く何もない状態です。
シーリングの劣化としては最後の状態で、防水としての役割はおろか、目地としての役割もなくなり、外壁の欠損が著しく早まってしまいます。
シーリングによる補修
修繕方法
雨漏りや外壁材の欠落につながります。早急な対処が必要です。
古い目地がない分、撤去の手間は省けますが、素材の痛みが激しくなっていると推測されるため、修繕費用は大きくなります。 シーリング打ち替え 800円~/m
外壁補修別途~
タイルの目地が破損している

タイルの場合は、目地に使用されている素材はモルタルが多いです。
モルタルが破損すると、タイルがはがれやすくなってしまいます。
タイルの剥離は一見しただけではわかりづらいため、その予兆を見つけることが重要です。
充填剤補修・タイル張り直し
修繕方法
充填剤の埋め込みやタイルの張り直しが効果的な補修方法です。 充填剤打ち込み 3,000円~/箇所
タイル張り直し 3,000円~/箇所

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