静かにして!気になる雨音にはもう困らない4つの対策
こんにちは、i-sumu塗装です。
お客様からこのようなご相談を受けました。
「雨が降るとトタン屋根にぶつかる音が家に入ってきてうるさい。眠れない。集中できない」
もし、同じお悩みの方がいればそれは「窓」で解決できます。
今回は、i-sumu塗装で行っている雨音の対策を4つにまとめご紹介します。
結論として、雨音対策の4つの対策はこれ
- インナーサッシ(二重窓)にして音が入ってこないようにする
- 屋根を葺き替える、またはカバー工法をする
- 防音効果のある塗料「ガイナ」で塗装をする
- 屋根に直接貼り付けられる雨音防止防振剤で雨音を吸収する
ちなみに、私たちが推奨しているのは一番上のインナーサッシ(二重窓)にすることです。
理由は本記事の後半にお伝えします。
まずは、インナーサッシ(二重窓)以外の対策から軽くみてみましょう。
インナーサッシだけを読みたい場合はこちら
屋根を防音対策用に葺き替える
雨水の反響音は、屋根材の厚みに比例します。
なので、陶器瓦やセメント瓦などの分厚い瓦は、最も雨音が静かな屋根材なのです。
しかし音が発生している屋根は、あなたのものではなく、隣人だとしたらこの対策は難しそうですね。他人の屋根をいじることはできないので…
あなたのお家で屋根から音が発生している場合は有効なので、もう少しお伝えします。
先程申し上げた、陶器瓦は分厚くて防音性は良いのですが、その分重量も多いです。
なので、地震対策としてはあまりオススメできない瓦なのです。
そこでオススメなのが、アスファルトシングルという屋根材やスレート瓦。
外を歩くと最近では、スレート瓦のお家が増えてきているなと身をしみて感じています。
もし、屋根を葺き替えようと考えているのであれば、一番おすすめですね!
陶器瓦と比べて、重量が軽く、価格もお手頃!
続いては防音効果のある塗料「ガイナ」で塗装をする
屋根を葺き替えるのって、少し大がかりで大変そう…と思いの方。
塗装による防音も効果的です。
断熱塗料のパイオニアとして有名な「ガイナ」という塗料があります。
これは宇宙開発機構JAXAの技術を応用して開発されたセラミック塗料で、実は断熱効果に加えて、非常に優秀な防音効果もあるのです。
GAINAの塗装面にはセラミックビーズが何層にも隙間なく並び、目には見えないほどの小さな凹凸ができ、塗膜の表面積が大きくなります。表面積が大きいほど音を効率よく反射することができるので、内部への音の侵入を抑えてくれる、という理論です。
また、このセラミックビーズの中のセラミックと空気の層には、音の振動を吸収する効果(制振効果)もあり、かなりの防音効果が期待できる塗料とされています。
実験結果ではガイナを塗装することによって、音の振動の減衰が4倍速くなったという結果もあります。
なんだか難しいことが羅列しているので、「ガイナ = 防音効果が高い」と覚えて頂ければOKです。
実際にガイナを販売している日進産業さんでは、研修室内の壁にもガイナを塗っています。
建物のすぐ裏は新幹線が通っているのですが、ガイナを塗っていることで、普通の声で話が出来てしまうほどの防音効果がありました。
屋根に直接張り付け!雨音防止防振材で雨音吸収
※出典:株式会社グッドライトホンシュウ「サウンドプルーフ」
トタン屋根のほかに、まだまだ新しい屋根材の方や、自転車置き場やカーポートのポリカ屋根の雨音でお困りの方には、制振シートと呼ばれる防振材があります。
サウンドプルーフなどの商品が有名で、屋根に直接粘着シートで張り付けられて、優秀な制振効果があります。軽くて柔らかいPET不織布やガラス繊維なので、施工・加工も簡単で、接着後の折り曲げ加工も出来ちゃうほどです!
金属屋根、ポリカ屋根、波板など、お手軽に幅広い屋根の雨音対策をしたい方におススメです。
それではお待たせいたしました。続いては「窓」での防音対策についてです。
その中でもお手頃な価格で工事も行いやすいのが「二重窓」
他の対策として、3つあげてきましたが屋根の葺き替えや塗装など値段が高いものばかり。
効果はあるのは分かっているけど、雨音の悩みくらいだと100~200万前後する屋根工事は手が出しづらいですよね。それなら我慢しようと思うが普通です。
そこでおすすめなのが、費用もお手頃でしっかりと防音性もある「インナーサッシ(二重窓)」です。
それでは、インナーサッシ(二重窓)について見ていきましょう。
4つの対策の中では費用が安く、工事も一日かからない
インナーサッシの設置にかかる費用は、商品代と工事費をあわせて、一箇所あたり8万円から15万円ほどと言われています。
他の対策よりも、かなり安価ですよね。
屋根工事 100万~200万ほど
外壁塗装 100万~200万ほど
インナーサッシ 8万~15万ほど
そして、工事は半日もかからないで終わることが多いです。
ちょっと空いたスキマ時間にできるのは高ポイントですね!
費用面よし、手軽さよし。
そしたら本命の防音性についてですね。
二重窓はどれくらい防音効果があるのか
実は、防音性能を示す基準として、JISでは4つの等級があります。
その名もT等級。
それは建具の遮音性能を表す等級で、
「T-1」→「T-2」→「T-3」→「T-4」と4つの等級が規定されており、数字の値が大きいほど遮音性能は高いです。
私たちがよく使うLIXIL製のインプラスという二重窓は「防音等級 T-4」となっており、最大の防音効果が受けられますので、ご安心ください。
実際にどんなレベルのものか、youtubeに良い動画がありましたので、ご参考に。
ピアノの音でこれほどの防音効果がありますので、一般的な雨音(トタン屋根などにぶつかる音)は解決できるでしょう。
そして実はこれだけではないのが二重窓の良いところ!
実は二重窓には他にもメリットが多数
断熱効果
二重窓の間に生まれた空気の層は防音効果だけではなく、断熱効果も作ります。
普通、冬は暖房で暖めた室内の空気が外へ、夏は外気が室内へ浸入します。
二重窓にする事により、温度差があっても空気が逃げにくく、夏も冬も快適に過ごすことが出来るのです。
結露軽減
二重窓は室外と室内をしっかりと隔てる構造になるため、断熱効果が生まれます。なので、外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を大幅に抑えることが可能。
結露が原因のカビやダニなどもなくなるため、健康的でお掃除もしやすく快適な暮らしが待っています。
防犯性の向上
二重窓にすることにより、2ロックとなります。一枚窓の1ロックと比べて、2ロックは侵入に二倍かかるため侵入を防ぐ心理効果も期待できますね。
実は泥棒の侵入場所の一位は「窓」です。 ※平成30年 警視庁の調べ
二重窓にしておまけに防犯性も高めてしまいましょう!
経済性
二重窓で断熱性能がアップしていると、暖房・冷房ともに設定を弱められるため、毎月の暖冷房費が節約できます。暑い夏、寒い冬などは少なからず暖冷房は使用するため、嬉しい効果ですね。
まとめ
雨音を防ぐ対策は色々とありましたが、費用面やお手軽さ、その他メリットを含めての最善策は「窓」を「二重窓にすること」とわかりました。
費用は8万~15万ほど
施工時間は半日かからない
費用をかけずに手軽に雨音対策をしたいかたはとてもおすすめです。
また実際には無料診断でお家を見させて頂き、プロの声を聞いたほうが間違いありません。
その際にも、インナーサッシで対策は可能でしょうか?費用はあまりかけたくなりません。と伝えれば誠意を持って対応してくれます。(i-sumu塗装の場合)
まずは無料のご相談からあなたの生活を豊かにするお話ができたらと思います。
リフォームのことは無料で見積、点検をしてくれるi-sumu設計がおすすめです
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