【工事工程】塗装工事の流れと日数ついて知りたい!その疑問にお答え!
以前「アイスム塗装の工事開始から完了、アフターサービスについて」で工事の流れについてご紹介しましたが、今回はさらにもう少し詳しくご紹介します。おおよその日数や工事内容など、皆さまの参考になれたら幸いです。
基本的な工事の流れと日数
はじめに、基本的な工事工程と日数になります。
図のように平均14日間となります。ご近隣様への挨拶・説明から始まり、足場仮設、高圧洗浄、塗装、最終的な点検・確認となっております。
屋根と外壁の塗装に関しては、天候やお家の大きさなどにより若干日数がことなりますが、概ねこちらの日数になりますので、ご参考になさってください。
中には「1週間で工事できます」といったような業者がいます。こういった業者には要注意です!
なぜなら、塗装工事にはしっかりと塗料を定着させるための下地処理や塗装してから塗料がしっかりと乾燥するために必要な乾燥時間など、必ず守るべき工程があります。
1週間で工事を終わらせると謳っている業者は、こういった必要な工程を省いたり、無理に短縮している場合があります。そうなると、工事後、すぐに塗装が剥がれてしまったり、劣化症状が想定より早く表れてたりします。ですので、あからさまに工事日数を短く言ってくる業者にはご注意ください!
01.挨拶:ご近隣様へ挨拶・説明〈1日〉
はじめに工事が始まる前に、ご近隣様へ挨拶と工事の説明をさせていただきます。
状況によってはお施主様と一緒にご近隣様へ挨拶させていただくこともあります。お施主様もご近隣様も含め、工事がスムーズに、気持ちよく進められるよう事前の挨拶はもちろん、工事中、工事完了後も担当者により挨拶や必要に応じて工事の途中報告などをさせていただいております。
何よりも良い工事はご近隣様のご理解とご協力が必要となります。こういったご近隣様への配慮を大切に取り組んでおります。
02.足場仮設:工事に必要な足場を仮設〈1日〉
次に足場仮設になります。建物全体を塗装する場合、高所作業となるため、足場を仮設します。
足場仮設の際、大きなトラックの出入りや仮設する時カンカンカンといったような仮設作業の音が出ます。事前の挨拶周りにより、ご近隣様へのご理解、ご協力をいただいての作業となります。
それでも、もし何かご近隣様からご意見を頂戴した場合は、担当者が速やかにご対応しますので、ご安心ください。
足場は1日で仮設完了します。専門の足場業者にて仮設しますので、慣れた作業でスピーディーに行います。なお、足場の搬入で大きなトラックが出入りしますが、お施主様はじめご近隣様のご迷惑ならぬよう配慮いたしますので、ご安心ください。
03.高圧洗浄:お家全体をきれいに洗浄〈1日〉
足場仮設が完了したら、建物全体を高圧洗浄で丁寧に洗浄します。この時、水しぶきがご近隣様へかからなぬよう注意しながら行います。
この高圧洗浄を丁寧にしっかりと行うことで、次の塗装工事の仕上がりに大きく影響します。屋根や外壁に付着した汚れやコケ、カビなどが残らないように洗浄しなければなりません。少しでも残っていたら、いくら綺麗に塗装を行ったとしても、その後早い段階で塗装の膨れや浮き、剥がれに繋がってしまうリスクがあります。
当たり前ですが、弊社アイスム塗装では、高圧洗浄に限らず塗装工事に関わる作業のひとつひとつの作業を丁寧にしっかりと行うことを大切に日々努めております。
04.養生設置:塗料の飛散から守る養生設置〈1日〉
洗浄が終わったら現場に養生を設置します。塗料の飛散による窓や室外機、植栽、車などへの汚れを防止するために大切な作業となります。
隙間なく丁寧に養生を行うことで、職人さんも作業に集中できるようになります。
また養生を行うと換気がしづらくなるので、お施主様ができる限り不便なく生活できるよう、換気や出入り口の確保など、できる限りの配慮とご協力をさせていただいております。
尚、もし工事中に気になる点やお困り事があったら、担当者や職人にお申し付けください。できる限りのご対応をさせていただきます。
05.屋根塗装:屋根の塗装または屋根工事〈約3日〉
いよいよ屋根の塗装工事開始です。屋根の場合、塗装工事とカバー工法、葺き替えといったようにいくつか施工方法があり、その工事内容によって必要日数が変動しますが、およそ3日から5日で工事完了できます。
塗装の場合は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが一般的です。
カバー工法と葺き替え工事は約5日~7日間かかります。
ちなみに、カバー工法は今ある既存の屋根の上から新たに屋根を被せる工法で、葺き替えは既存の屋根をすべて撤去して新たに屋根を設置する工法になります。
カバー工法の方が葺き替えよりも、既存屋根の撤去・処分の手間がない分、多少工期は短くなります。
06.下地処理:外壁の下地処理〈約1日〉
屋根工事が終わったら外壁の工事になります。外壁ではまず下地処理と呼ばれる次に行う塗装で塗料がしっかりと外壁に密着するための下地づくりを行います。
下地処理では、金属質のサビや木材のカビ、既存の塗料の古い塗膜などを手作業で除去するケレン作業、サイディング壁では、目地と呼ばれるサイディングのパネルとパネルの間を繋ぐ弾力性のあるゴムのようなコーキングと呼ばれる個所の打ち増し・打ち直しを行います。
このような下地処理を徹底することで、塗装の仕上がりに大きな影響がでます。綺麗に長持ちさせるために欠かせない大切な工程です。
07.外壁塗装:下塗り・中塗り・上塗りの3度塗り〈約5日〉
下地処理が完了したら、外壁を塗装していきます。まずはじめに中塗り・上塗りの塗料が外壁に確実に付着できるようにするための下塗りを行います。
この下塗りを行うことで塗料の効果が発揮でき、期待する耐久年数や仕上がりに繋がります。
下塗りが完了したら、中塗り・上塗りになります。基本的に中塗り・上塗りは同じ塗料になります。塗り漏れなどを防止するために、色を変えて行うことがあります。
この時大切なことは、中塗り・上塗りの間の乾燥時間を守るということです。乾燥時間とは塗装した塗料をちゃんと乾かすための時間です。
この時、塗料が完全に乾ききっていない状態で上に重ね塗りをしてしまうと、塗料本来の性能・効果が発揮されず、期待よりも早い段階で劣化してしまうことになります。
無理に工期を短縮しようと、乾燥時間を短くしてしまう業者もおりますので、ご注意ください。天候などが悪かったり気温が低かったりしたら、事前の工事工程で問題ないか確認してみましょう。
08.点検・確認:担当者による最終確認・引き渡し〈1日〉
塗装が完了したら、最後に担当者による現場確認です。
確認はお施主様と担当者立会いのもと、行います。工事中に気になっていたところや万が一の塗り忘れや間違え等がないか丁寧に確認していきます。もし、塗り忘れや不具合などがあった際は、迅速に担当者及び職人にて対応いたしますでの、ご安心ください。
確認が完了しましたら、本社より最終確認の電話が入り、工事完了お引き渡しとなります。
はじめの工事工程表を確認しましょう
以上のように工事工程の各工程にはそれぞれ必要であり、日数にも根拠があります。
工事を成功させるために、はじめの工事工程表をしっかりと確認することが大事です。業者から提示された工程表を見ながら、どうしてこの日数なのか、気になる箇所、特に塗装工事の日数について詳しく聞いてみましょう。
納得のいかない返答であったら、納得いくまで説明してもらい、少しでも疑問が残るようでしたら、無理に工事を開始させず、話し合いましょう。
塗装工事はとても大きな金額になります。後悔することがないようにしましょう!
もし、どうしてもわからない、判断がつかないといった場合はお気軽に弊社アイスム塗装へご相談ください。経験豊富なスタッフがアドバイス差し上げます。なお、工程表に限らずお見積り書のご相談も承ります。ひとりでも多くの方のお役に立てればと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。