オシャレに取り入れたいルーバー(羽板)。目隠ししながら光と風を通します。
ご存知ですか、ルーバー。細長い板を、隙間を開けて平行に組んだもののことです。
「ルーバー窓」が一時期ブームになりましたが、今回は外壁に設置するルーバーです。格子やスリットととも言います。
道路や近隣からの視線を遮りながら、採光と風通しを確保することができるため、人気を集めています。
今回はこのルーバーを、外壁など家の外側に利用する場合について紹介します。
ルーバーは目隠し機能がすごい
商業施設や駅に近いなど便利な立地であれば、その反面人通りの多い道路に近接しているというように、メリットとデメリットは隣りあわせです。
そんなときも、視線をさえぎりながら、光と風をあきらめない。
「ルーバー」を取り入れると、オシャレにデメリットをカバーすることができます。
設置に向いている個所として
・道路に面した部屋の外壁
・隣家や周囲から見えすぎてしまうベランダや屋上
・玄関まわり
があります。
それ以外にも、間取りのとの兼ね合いからばらつきのある窓を隠したり、物干しや室外機など生活感のあるものを隠して、外観をスッキリと整えることができます。
木製ルーバーで和風、ナチュラルテイストに
木製ルーバーを縦に組み、格子の雰囲気を出せば、和風住宅によく合います。
素材や意匠を揃えながら、玄関周りや家の正面から見えるバルコニーを覆うと、和の趣を強調することができますね。
また、木製ルーバーは、和風だけでなく、ナチュラルやシンプルな外観にもよく似合います。
材質や範囲、縦組みか横組みかで、印象が大きく変わります。
大きな面に設置しても、壁のような圧迫感が出ませんので、印象の強さや圧迫感を和らげることができます。
スチールやアルミのルーバーでシャープな印象
金属製ルーバーはシャープでスタイリッシュな印象の建物にピッタリです。
洗練された印象の外観を保ちたい、オシャレな外観なので洗濯物がはためいているところを見せたくない。
そんな外から見えてしまう生活感を上手に隠してくれます。
強い日差しは、ルーバーで外からシャットアウト
スタイリッシュなお住まいの場合、軒や庇が短かったり、軒ゼロ住宅でそもそも軒がないお家もあります。
夏の日差しを遮るものがないと、日射は家の中で対策するよりも、家の外で遮る方が効率が良いという実験結果が出ています。
ゴーヤなどのグリーンカーテンが推奨されているのも納得です。
また、日本古来からの、よしずやすだれも理にかなった方法です。
ルーバーも同様に、日射を家の外で遮ることができます。
夏の太陽は高度(ナナメ上になる角度)が高いので、シェードも併せて活用することがお勧めです。
また、ルーバーは壁のようにすべて遮るものではないので、冬には日差しを取り入れることも可能です。
道路に面した住宅もルーバーで目隠し効果
道路に面した南向きの住宅。
光と風をたくさん取り入れたい側なのに、プライバシーを保護するためにそれらの多くを諦めなくてはならない場合もあるかもしれません。
ルーバーを上手く使えば、プライバシーを守りながら、光と風を諦める必要がなくなります。
そのうえ、道路側から見たらオシャレ!
玄関周りにルーバーを効果的に配置すれば、目隠しと同時に、威圧感を与えないデザイン性を実現できます。
さらに、夕方以降の陽が沈んだ後は、ルーバーの隙間から家の明かりがこぼれます。
灯かりがあると防犯性もアップ!おしゃれに高機能に対策しましょう。
暗くなってからお帰りになる家族にとっても、ホッとする瞬間となりますよね。
ワンランク上のプチリフォームにルーバーという選択肢を!
暮らし始めて10年も経つと、大きな不具合はなくとも、改善点は心にあるものです。
ここがああだったら、初めにこうしておけば、というちょっとした希望が少しずつ生まれてきます。
大幅な工事は難しくても、一部を工夫することで随分と気持ちよく暮らせるようになるかもしれません。
ルーバーのようなリフォームは、大きな解体もなく、ワンランク上のプチリフォームが出来るんです。
私たちi-sumu(アイスム)塗装は、家の外壁塗装やリフォーム、様々な補修のお手伝いをしています。
安心して暮らし続けることができるよう、外壁インスペクションや防犯インスペクションも可能です。
気になることをご相談いただくように、まだ形の見えない、どうしたらよいか分からないお悩みなどもご相談ください。お力になれるよう尽力いたします!