軒天に巣を作られてしまってからでは大変!ムクドリに注意しましょう。
巣を作られてしまう場所
大群で移動し、夕方になるとねぐらとする街路樹などに集まりまる椋鳥。ムクドリは群れで行動する習性のため、一斉に鳴くことが騒音になっています。大群で集まるため、糞の量も大量です。さいたま市のいくつかの駅前広場では、夕方になるとムクドリ対策としてスピーカーから音を鳴らしていますね。
ムクドリが困った鳥として聞かれるようになったのはここ数十年です。以前は田畑の虫を食べてくれるありがたい益鳥でした。しかし、田畑や山が減り、市街地が増え、天敵となる鷹もいなくなり、大群となったムクドリに今は困っているという状況です。
市街地で頻繁に見かけるようになり、春から夏の繁殖期になると巣を作ります。住宅に巣を作る場合、軒下や軒天の破損個所、雨戸の戸袋などに注意しましょう。
もしも巣ができてしまった場合
ムクドリは鳥獣保護法で守られている鳥です。そのため、申請することなしに駆除することは法律違反になります。したがって、巣の中に卵や雛がいる場合、巣を壊して駆除することを申請なしに進めることはできません。
ひな鳥が生まれてから飛び立つまで、ムクドリは期間が短く2週間ほどです。巣作りの時期からですと、全部で1か月ほどになります。その間、鳴き声と糞の被害に悩まされることになるでしょう。
さらに、鳥の巣にはノミやダニなどの虫がたくさん湧きます。軒天の破損個所から屋根裏に巣を作ると、住宅内に害虫が居つくことになります。巣を撤去した後、しっかりと清掃・防虫しておく必要がありますね。
巣を作られないために
巣ができてしまってからだと、こんな大変なことに!と驚かれるかと思います。約1か月、鳴き声と糞の我慢をしてからの、撤去と清掃、破損個所の修復。鳥は可愛いですが、ちょっとグッタリしてしまいそうです。
近隣でたくさん見かける地域では注意しておくことが必要ですね。
そのためには、巣作りに適した場所となってしまう箇所を点検し、無くしておくことが重要です。
軒天に破損個所はありませんか?
壁に隙間はありませんか?
滑りが悪くなって億劫になり、閉めっぱなしの雨戸はありませんか?
定期点検を行ってもらいましょう
久しぶりにご実家に戻られたら自分の部屋を使う人がいないため、防犯もかねて雨戸を引きっぱなしにしてた、というようなことありますよね。2階の空いている戸袋は絶好の営巣ポイントです。
また、お住まいの方にとって、定期的にお家の点検を隅々まで行うことが難しい場合もあります。体調を崩されていたり、高いところのチェックが難しかったり、色々です。
不具合や困ったところが起きてからの対処だと、情報収取が足りず思うように対策が進まず、しっかりとした業者選定ができず不安を抱えたままになってしまう事があります。時間にも精神的にも余裕がある時こそ、定期点検をプロに頼んでみる機会です。
私たちi-sumu塗装は、住宅調査の専門家による無料点検を行っております。困ったとことが起こる前に、業者選定の1ステップとしてお気軽にお問い合わせください。