屋根塗装の色選びで成功のための3ポイント!プロが色決めのコツを解説します。
屋根塗装は10年や20年に一度の工事。絶対に失敗したくないですよね。
今回は私たちi-sumu塗装の800件以上の屋根塗装の実績を踏まえて、その中で、どんな屋根にでも使える、屋根塗装の色決めポイントを3つに絞ってお話します!
目次
1. 屋根塗装の色決め3つのポイント!どんな家の屋根でもマッチする色の考え方
2. 屋根の色は寒色・暖色で分かれる。黒色・緑色・茶色・灰色が人気
4. お家の屋根の色でお悩みの方へ。屋根塗装はお気軽にご相談ください
屋根塗装の色決め3つのポイント!どんな家の屋根でもマッチする色の考え方
今回は私たちi-sumu塗装の800件以上の屋根塗装の実績を踏まえて、その中で、どんな屋根にでも使える、屋根塗装の色決めポイントを3つに絞ってお話します!
1.色は屋根から決めるべからず
まず、1つ目のポイントは『色は屋根から決めるべからず』です。
屋根から決めない?とはどういうことでしょうか。解説していきます。
一般的に外壁塗装と言えば、塗装する部分は外観全体を指します。
その為、屋根の塗装でも、お色で悩んだときは、まず一度大きく外観を見渡しましょう。
どうしても屋根の塗料見本を見ていると、小さい見本で見比べるので、イメージが付きにくく、失敗するよりは……と、無難な色で黒を選んでしまったりする方も多いのです。
そんな時に私たちがご案内するのは、
「家を大きく見ていきましょう」ということを伝えております。
屋根塗装の色を考えると、つい屋根にばかり注目してしまいますが、実際に塗り替えを行っていく一番大きい面積部分は外壁です。
つまり、屋根塗装でのポイントは、外壁にマッチするような色を選ぶことにあり!と言えるのです。
そしてその外壁の色決めのポイントもありますが、サッシ枠のお色系統と合わせていくと、馴染んでとても綺麗に仕上がります。
変えられないお色がサッシになりますので、
★サッシの色がブラウン系の場合→外壁はクリームや暖色系の色の愛称が良く→外壁と屋根のバランス決定
☆サッシの色が黒系の場合は→外壁はグレー系や寒色系の色と相性が良く→外壁と屋根のバランス決定
こんな感じになっていくのです。
意外ですが、屋根だけに凝視してしまうと、バラバラで統一感がない仕上がりになってしまいますので注意が必要です。
一方で、私個人的な考え方ですが、屋根はどうしても暗めの色の方がバランスよく仕上がって見えるものです。しかし、最近の猛暑がありますから、黒系のお色ではあの夏の暑さを和らげることが出来ませんので、思い切って明るめの屋根!も2019年はおススメしたい色でございます。
ただ、屋根の色決定に冒険はできませんよね?!
その為、私たちi-sumu塗装では、塗り替えシミュレーションなどを活用して、屋根の塗装工事で失敗しない色と塗料選びのお手伝いを行っております。
2.お色による塗料性能の差を知る
そして2つ目のポイントは『お色による塗料性能の差を知る』です。
すなわち色による性能の違いについてです。
日本ペイントさんのサーモアイのカタログが見やすいのでこちらでご説明致します。
具体的には、塗料の色ごとによって、猛暑などの太陽の光の吸収率が全く違うという性能差があります。
性能差は主に遮熱性能になりますので、すごくわかりやすくお伝えしますと、
同じ性能の塗料であっても、白と黒を塗った場合では、性能効果が大きく異なるということです。
洋服でも、白い服と黒い服では熱の反射が違って、暑さが変わるって言いますよね。それと同じことです。
例えば、黒色で屋根塗装を行った場合、全日反射率は33.1%です。
全日反射とは、太陽の光エネルギー全部の事で、赤外線・可視光線・紫外線のことです。
つまり、黒の色の場合、太陽のエネルギーの66.9%は屋根に吸収されてしまうということで、熱を反射させる効果、つまり遮熱効果は約33%となります。
一方で極端ですが、白色の屋根塗装をしたとします。
そうすると、白い色の全日反射率は91%です。
91%ですから、ほとんどの光を反射させるということです。
熱エネルギーは吸収されることで熱へと変わっていきますので、これほどお色による特徴差が出てくるのです。
流石に真っ白のお屋根というのは汚れも心配で勇気がいりますが、お色を選ぶ際には、「塗料」だけではなく、「色」の持つ性能に着目してみても良いかもしれませんね。
特に、外から屋根が見えない形のお家の人は必見!
あなた様の屋根を見ることが出来るのは、高いビルにお住まいの人か、飛行機からですよね(^^)
なので、思い切って好きな色、そして熱反射の良い色を選んで、性能と効果第一のお色で屋根を塗装してみてください!外観から見えない屋根に黒なんて選んでは、もったいないのです。
3.町並み景観を配慮する
そして3つ目のポイントは『町並み景観を配慮する』ということです。
最近は街によって景観条例などもあるように、個人の家としてだけではなく、町並み景観としての地域価値も視野に入れると、周囲にマッチして、とても良い雰囲気で仕上がります。
どうしても屋根の色決めをする時は、外壁とのバランスや色の性能など、初めて考えることが多いです。
自然と自分の家に一生懸命になり、周囲の町並み景観についてまでは思いが及ばないものです。
しかし、街並みと大きく外れた屋根の色を選んでしまうと、一軒として見ると素晴らしい配色でも、町全体で見たときに、浮いてしまう危険性が出てしまいます。
特に屋根塗装でブルー系やホワイト系、オレンジ系など、明るいお色を選ぼうとお考えの方は、一度周辺のお家の町並みを見て、トーンを調整してみるのがオススメです。
相手の業者さんがそこまで配慮してくれて、アドバイスをしてくれる方であれば、安心してお願いすることが出来ますね。(そこまで気が回らない業者さんも増えていますのでご注意ください)
屋根の色は寒色・暖色で分かれる。黒色・緑色・茶色・灰色が人気
和造り住宅や洋調、モルタル外壁やサイディング外壁、金属系、ALC外壁などによって、屋根の似合う色は様々です。
大きく分けると暖色系と寒色系の2つ。
そして、ブラック系、グリーン系、ブラウン系、グレー系の基調4色が特に綺麗に仕上がるお色です。
でも、色々アドバイスを聞いても、やっぱり塗ってから後悔はしたくないですよね。
その為、私たちi-sumu塗装では、カレーシミュレーションを無料で行なっております。
十数年に1度の塗装ですから、屋根の塗り替えの際には、失敗しないようにカレーシミュレーションをしてもらいましょう。
カラーシミュレーションで失敗しない屋根の色選びを
実は、検査員として活動していて、結構な頻度でご相談頂くことが、「塗料のカタログを見せてくれない」「メモや色決め仕様書もない」なんてお声。
そんなことあるの?とお思いになるでしょうが、こうしたお声は意外と多く聞きます。
確かに、今はインターネットが普及している時代ですので、どんな親方でも、どんな会社でも、HPを作ってしまえば、とりあえず人を集めることは出来てしまうのかも知れません。
しかし、カタログを見せなかったり、口頭での約束は、残塗料(余ったの塗料)を使い回されてしまうなど、トラブルの入り口です。
きちんと塗料のカタログを見せてもらって、出来る限りはカラーシミュレーションで試し塗りをした方が、屋根塗装が成功に近づくのは間違いありません。
もちろん、どうしてもデジタルシミュレーションの世界と、リアルの現実の建物が完全に一致することはありませんが、今はかなりの精度で色合いや雰囲気を事前に確認出来るのです。
いかがでしょうか。最初の画像が既存の外壁です。
ここまでたくさんの色を試し塗りすることが出来るのが、カラーシミュレーションの特徴です。
自宅の写真でシミュレーションできるため、とてもイメージが付きやすいですよね!
私達アイスム塗装は、担当者も親方も、1度の塗装でなるべく長く耐久性能を持たせたい!という気持ちを持って施工しております。
塗料が高性能になり、その性能を発揮する高品質塗装を行う分、肝心のお色で失敗することは絶対に避けたいこと。
そのためには、失敗しないシミュレーションでの打ち合わせは不可欠だと思うのです。
お家の屋根の色でお悩みの方へ。屋根塗装はお気軽にご相談ください
お家の屋根の色でお悩み方、ご参考になりましたでしょうか?
3つのポイント
1.色は屋根から決めるべからず
2.お色による性能差を知る
3.町並み景観にも最低限の配慮が必要
は、屋根だけでなく、外壁にも通ずる考え方です。
10年20年に一度の屋根塗装工事ですから、ぜひ失敗しないお色を選んで頂き、長く満足できるお家に塗り替えていきましょう!
お家の屋根の塗料でお悩みの方、お家にマッチしたお色は何か、色や機能は何がオススメか。
そして何よりカラーシミュレーションで実際にお家を試し塗りしたい!という方は、お気軽にi-sumu塗装までご相談ください。
By.o-gi