ベランダ防水長持ちさせる裏技!ベランダタイルの活用
「ベランダをもう1つのリビングに」すてきな響きです!テラコッタ調のタイルやウッドパネルを敷きたいとお考えの方も多いと思います。適切なものを選ぶとベランダ防水を長持ちするというおまけ付きです。ただしデメリットもありますので、生活スタイルに合わせて選択したいですね。
防水層を傷つけないベランダタイルを選びましょう
各メーカーからベランダの防水塗装に優しい設計の、置きタイルやウッドパネルがリリースされています。
設置も簡単で、各パネルを連結させて床に敷き詰めて置くだけです。ご自分で作業することも可能です。更に、色味や素材感など、たくさんの種類の中から選ぶことができます。雰囲気もぐっと良くなり、ベランダで過ごす時間が楽しみになる事でしょう。
ベランダタイルの購入を考えた場合、積水化学、TOTO、INAXなど、様々なメーカーから商品が発売されており、判断に迷いますね。
ベランダの防水工法に合っているのかどうかも、調べることが難しい場合もあるでしょう。そんな時は、ベランダや屋上の防水工事の実績を持った業者に相談しましょう。見た目だけ良くするのではなく、大前提であるベランダ防水を損なわない方法を提案してもらいましょう。
長持ちする理由とは?
このようなタイルが敷いてあると、防水層にとっても利点があります。
ベランダは、日々、風雨や紫外線にさらされ続けています。防水加工が施され、トップコートを塗って保護していますが、日々のダメージが蓄積すると劣化が始まります。タイルを敷くことで、紫外線から守られますので、劣化スピードを緩めることができます。
また、ベランダに置いてあるものが落下した場合、床面が破損してしまう事があります。ひび割れなどが起こると、防水層に傷がついていますので、そのことがきっかけで、雨水の侵入経路となってしまう事もあります。タイルがあれば、落下物のダメージも受けずに済みますね。
ベランダの防水層はとても大切です
ところで、なぜこんなにベランダ防水を大切にしているのでしょう?
それは、手遅れになると室内の雨漏りにつながるからです。
詳しくはこちら:ベランダ防水の時期について→
ベランダは屋外に突き出たスペースのため、雨天時には雨が吹き込みます。通常であれば、その雨水は屋外に排水されるのですが、屋上の防水が上手くいっていないと、住宅の内部に浸み込んでしまい、雨漏りや構造部分の腐食につながります。結構、一大事です。
ベランダタイル経験者によるデメリットのお話
見栄えもよく、大切なベランダ防水も保護されるなんて、こんなに良い話はない!と思いますね。実際にタイルを敷いて暮らしてみると、こんなデメリットがあります。
タイルの下にたまるゴミ・小さな虫・・・
水はけや防水層を傷つけないようにした結果、タイルの下には隙間が生まれます。その隙間には、砂ぼこり、洗濯物からの埃、観葉植物の砂、葉っぱ(が細かくなったもの)、虫や虫の死骸、鳥の羽、などがうっすら積もります。お掃除が上手な方のお家には積もらないと思いますが、残念ながら我が家のテラスには積もりました(TT)
年に数回、タイルを剥がしてお掃除できる方には全然問題ないデメリットだと思います!
こんなデメリットはありましたが、経験者として語らせていただくと、ウッドパネルを敷いた広いテラスで大宮の花火を観ながら、ビールと枝豆と唐揚げで乾杯した夏の日の記憶は最高の思い出です。デメリットはありますが、いいことも沢山あります!
ぜひご検討ください。
数年先まで計画しておく
例えば、お子様が小さな間だけベランダに簡単設置のタイルを敷き、掃除が大変になってきたら撤去したり、数年後に外装メンテナンスを控えている場合は、そのタイミングで取り外しを手伝ってもらうよう業者に相談したり、先々のことを考えておくと良いですね。
私たちi-sumu塗装は、お住まいのリフォームや外装塗装を行っております。ホームインスペクターによる住宅調査や、専門家による耐震診断なども行っておりますので、お悩みやご相談ごとなどもお気軽にお問合せください。
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