ポタポタ雨どいにヒビ割れ発見!雨どいの水漏れ修理方法や交換タイミングを解説!
雨が降ったら雨樋から水がポタポタ……。よく見ると細いヒビ入っていて、そこからじわじわと染み出している様子。一度見つけてからは、雨のたびに気になって仕方がない!でも、まだヒビだけなのに、すぐに修理すべきなの?もっと簡単に修理する方法ってないの?という疑問にお答えいたします!
雨どい修理方法は大きく分けて3つ。
雨どいの修理方法は、大きく分けて3つになります。
どれを選択するべきかは、雨どいの現状と、そこから何年持たせたいかによって異なります。
1:部分補修
雨どいのひび割れや破損を、一部だけピンポイントに補修する方法です。
コーキング材でのヒビ埋めや、防水テープやアルミテープでの補強、接着不良の再接続などがあります。
費用……安い ★★★
耐久……弱い ☆☆★
工期……短い ★★★
2:部分交換
雨どいが破損してしまった場合は、部品の交換を行う場合があります。
エルボーという曲がり角や、集水桝は負荷がかかると破損しやすいです。
また、雨どいの一部だけが歪んでしまった場合も、1本の交換で済めば部分交換を行えます。
費用……普通 ☆★★
耐久……普通 ☆★★
工期……普通 ☆★★
3:全交換
雨どいのいたるところに痛みが出ている状況では、細かな補修をするより、全体を好感してしまった方がお得な工事となる場合もたくさんあります。
特に、雨どいを設置・交換してから20年以上の年数が経っているような場合は、雨どいそのものの寿命が近づいている可能性もあるため、交換を検討しても良いでしょう。
費用……高い ☆☆☆
耐久……良い ★★★
工期……長い ☆☆☆
D.I.Yでも雨どい修理はできる
雨どいが壊れてしまった場合、簡易補修であれば、DIYで直すことも出来ます。
具体的には、補修内容が小さなひび割れ・破損の場合です。
雨どいそのものが歪んでしまうような変形は、力で曲げたからといって直るものではありません。
対して、小さなひび割れや亀裂などの破損でしたら、コーキング材やDIYの外用防水テープなどを使用すれば、十分に補修をすることが出来ます。
ただし、修理する範囲は、1階の下屋根やバルコニーの軒先など、小さなキャタツがあれば雨樋に手が届く場所に限った方が良いです。
2階の大屋根の雨どいを補修するには、2連はしごや3連はしごが必要になり、それもただ上るだけでなく、両手をはしごから離して作業する場合も出てくるため、大変危険です。
そして、絶対にNGな行為が、屋根の上から作業をすること。
プロの調査員であっても、軒先1mは落下危険性が非常に高い立ち入り禁止箇所です。
雨どいは軒先についていますので、作業をしようと前のめりになるとさらに危険です。
また、1階の下屋根であっても、危険性は変わりません。実はプロでも、全国的に見ると2階よりも1階から落下してしまう事故の方が多いほどです。
大きなはしごを使用しないと手が届かないような位置にあったり、はしごやキャタツの角度がきつくなってしまう場合は、絶対に無理をしてはいけません。
雨どいの清掃や雨どいの補修は、いわゆる高所作業となります。万が一落下しては雨どいどころではなく、命の危険に繋がりかねません。
安全に、無理なく手が届く範囲ならまだしも、少しでも危険を伴う作業の場合は、プロにお任せしたほうが安心です。
雨どい修理は専門業者に依頼するのが安全
ポタポタと気になる雨どいですが、危険な作業を行わずに修理する方法もあります。
それは、専門業者に頼むということ!
なんじゃそりゃという感じですが、やはり水に関わる工事は、プロに任せた方が色々な意味で安全なのです。
1:安全作業で安心
プロの職人さんは、危険な作業に慣れています。
慣れているというのは、油断しているとかバランス感覚が良いとかではなく、注意するべきポイントが分かっているということです。
どうしたら体勢を保ちつつ安全に作業を行えるのか、道具の使い方、その際の道具の運び方など、安全に留意した作業を行ってくれるので安心です。
2:確かな施工で安心
やはりDIYで行うものと違い、プロの作業は早くて正確!とても安心です。
とくに雨どいなどの水の流れに関わる補修は、経験と知識を持っていなければミスに繋がってしまいます。
ちなみに、雨樋をただ取り付けるだけであれば、のこぎりとトンカチを使うことが出来れば、ひょっとしたら大工さんや塗装屋さんでも設置できるかもしれません。
ただその際には、雨樋の接続方法や、適切な接着、そして勾配調整といったことを考えなければ、正しい施工とは言えず、思わぬ不具合に見舞われてしまいます。
特に雨どいの交換を行う場合など、大掛かりな工事を行う場合は、作業用の足場を設置しますので、足場解体後に不具合が見つかっては大変です。
雨どい補修・雨樋交換を行う場合は、きちんとした外装・雨どいの専門業者に頼むことが、成功のポイントと言えるでしょう。
雨どいが壊れて破損してしまった際のまとめ
ポタポタと水が滴る雨どいは、破損の度合いによって修繕方法が異なります。
ひび割れ程度なら部分補修
一本だけ曲がってしまっているなら部分交換
全体が歪んでいるなら全交換
また、ひび割れ程度ならDIYで補修することも出来ますが、高所作業は危険なため、安全に手が届く範囲でのみ作業をしましょう。
困ったときはプロにお任せ!安全かつ確かな作業で、安心施工をしてくれるはずです。
ただし、外回りの工事をしていれば誰でも雨どい工事が出来るわけではありません。
塗装屋さんがプロの塗装を行うように、雨どい補修は、雨どいの専門家に頼むのがオススメです。
雨が降るたび、外の雨どいを気にする生活はもう終わり!
どうぞご参考になさってください。