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【屋根の名称をご紹介】屋根の不具合を発見!でも名称がわからない!を解決!

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ある日、屋根にキズや傷みなどを発見して、業者さんに問い合わせたけど、いざ伝えようとしても名称がわからなくてうまく伝えられなかった、、、。そんなお話をお客様とすることがありました。そこで今回はそのような状況に役立つ「屋根の名称」についてご紹介します。

さらに各部位のよくある劣化症状や気を付ける点についてもご紹介しますので、参考になさってください。

屋根の名称と役割とよくある劣化

屋根の名称を写真と合わせてご説明します。

①棟(むね)

屋根の一番高い頂上の部位を「棟(むね)」と呼びます。

勾配のある屋根2つが交わりあっている部分にあたります。複数ある場合は一番高い部位を「大棟」と呼び、他の棟と区別します。

◆よくある劣化など

この棟では、棟板金と呼ばれる板で二つの屋根材に固定されています。下地に釘を打って固定されており、この釘が日々の雨風により錆びたり、浮いてきたりします。

その状態のまま台風などが直撃すると、棟板金が剥がれたり、飛散したりします。定期的に業者に点検してもらい、釘の浮きや劣化状態などを詳しく診てもらいましょう。

②破風板(はふいた)

破風板はその名からわかるように、吹きつける風を切り裂いて、屋根が飛ばされてしまうのを防ぐ役目があります。文字通り「風を破る」と書いて「破風(はふ)」と呼びます。

建物への雨の吹き込みを防ぎ、下地の腐食を防ぐ役割もあります。近年はデザイン性の高い破風板も見られるようになってきました。

◆よくある劣化など

棟板金同様に雨風や紫外線の影響を受けやすい部位になります。経年により破損したり、剥がれたり、落下することもあります。また、積雪によって破損することもあります。

外から目視で確認できる部位ですので、晴れた日などに家の外から破風を見て、目立った破損などがないか確かめてみましょう。もし何かきになるようでしたら、専門の業者に相談してみてください。

③軒天(のきてん)

軒天修理

軒天の役割は多く分けて2つあります。

1つ目は、雨風が直接外壁にあたるのを防ぐ役割です。さらに帽子のツバのように太陽光が外壁に直接当たるのを防ぎ、外壁の劣化を抑制する役割もあります。最近では軒天のない家もありますが、直接雨風の影響が当たるリスクがあるので注意しましょう。

2つ目は、軒天によって下地の野地板(のじいた)や垂木(たるき)が露出するのを隠す役割があります。見た目もすっきりとし、意匠性を高めるお家も見られるようになりました。

◆よくある劣化

軒天は他の屋根材と比べ、紫外線を受けにく部位になります。ですが、そのことにより水が溜まりやすく、表面にカビや藻が発生することがあります。放置しておくと、ある日軒天にシミができていることに気づくことがあります。その場合、雨漏りが発生しているサインとなります。カビや藻を発見したら、早めに業者に調査を依頼しましょう。もし雨漏りになってしまったら、軒天全体を修理しなければならなくなることも。定期的に軒天を見て状態を確認するのも良いです。

④雨樋(あまどい)

屋根に降った雨水を集め、排水口を通じて排水するのが雨樋の一番の役割です。仮に雨樋がなければ、降った雨水が軒先、外壁、建物外周などが常に湿った状態となってしまい、コケやカビの発生、さらにはそこから水が染み入り内部の腐食や雨漏りに繋がる危険もあります。さらに、湿気を好むシロアリの発生にも繋がります。

さらにもし、雨樋がなかったとしたら、雨水は軒先から外壁を伝わり地面に落ちることとなります。それが長年続くと、雨水が落ちた地面に溝ができ、建物の基礎部分が不安定になります。

加えて水の跳ね返りにより、外壁にも汚れなどの被害を与えます。

そのまま放置すると建物に大きなダメージを与え老朽化を進行させてしまうことにも。

◆よくある劣化

雨樋は解放されていることが多く、そこに木の葉やゴミなどが蓄積され、詰まることがよくあります。特に近くに木があったりすると季節によっては落ち葉が浸入しやすくなります。

さらに強風により破損したり、歪んだりすることもあります。外壁に固定している箇所が台風などにより剥がされたりします。加えて、積雪により重さに耐えられず歪んでしまうといったこともあります。

このように雨樋はさまざま要因により詰まりや破損、歪みといった症状になるリスクがあります。雨の日などに詰まりはないか、台風や大雪の後に破損や歪みがないかを確認してみましょう。

⑤雨押え・取り合い

雨押さえは、屋根と外壁が接合されている、取り合い部分の板金のことを指します。「取り合い」とも言います。主な役割は壁を伝わってきた雨水が接合部分の隙間から屋根の内部に浸入してしまうことを防ぐことです。

◆よくある劣化

雨水の侵入を防ぐ役割がゆえ、雨押え板金は錆が発生しやすく、ひどい場合には穴が開いてしまうこともあります。また固定している釘が抜け、釘穴に隙間ができ、板金を固定する力が弱くなってしまい、板金が浮いてしまうことも。

さらに、雨押え板金と外壁との隙間はシーリングで防水処理されており、経年によって剥がれることがあります。以上のようなことが原因でできた隙間から雨水が浸入し、内部の腐食や雨漏りになる危険性があるので、定期的に屋根の点検を業者に行ってもらうことをおすすめします。

⑥屋根平面部(やねへいめんぶ)

屋根平面部つまり屋根そのものの役割です。屋根は建物の中で一番太陽光の紫外線から建物を守り、さらに雨風、飛散物から建物を守る役割もあります。以前までよく使われていた陶器瓦、今では一般的になった薄くてすっきりしたデザインのスレート瓦、さらに近年では薄いうえに丈夫な金属屋根が普及しています。

それぞれ特徴があり、一概にどれが一番良いとは言えません。例えば、陶器瓦は丈夫で半永久的に使えますが、重いがゆえに耐震性が気になります。スレート瓦は薄く軽量で耐震性に優れていますが、薄いがゆえに破損しやすいという点も。さらい金属屋根は薄くて丈夫、耐震性にもデザイン性にも優れていますが、外部からの衝撃に弱く傷付きやすかったり、遮音性が気になる点などがあります。

◆よくある劣化

建物の中で一番紫外線を受ける部位になるので、経年により色褪せや汚れをはじめ、ひび割れや破損といった症状がよく見られます。陶器瓦では瓦を固定している漆喰が崩れて瓦がずれたり、スレート瓦は瓦が剥がれたりします。金属屋根では色褪せやへこみ、錆などの症状があります。

いずれも放置しておくと、さらなる破損やずれ、劣化の進行が進み、下地材やその他の部分の劣化や腐食に繋がります。そうなると症状の度合いによりますが、屋根全体を葺き替えたり、進行具合によっては葺き替えでなく、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる重ね葺きなど、大きな工事が必要となることになります。

そうなる前に5年~10年に1度、専門の業者に屋根の点検をしてもらうことをおすすめします。

屋根のことで気になることがったらすぐにご相談を

いかがでしたでしょうか?以上のように屋根にはたくさんの名称とそれぞれの役割と劣化の特徴があります。ご自宅の屋根で気になることがあったら、専門の業者に点検依頼してみましょう。

特に屋根はご自身で点検するにはとても危険ですので、絶対無理はなさらないでください。まずは目で見える範囲の、軒天や破風、雨樋などを確認してみましょう。

私たちアイスム塗装は屋根はもちろん、外壁やその他お家のことを詳しく調査しております。

もしお家のことで気になる点や疑問、心配なことがありましたら、どんな些細なことでも構いませんので、一度ご相談ください。専門のスタッフが丁寧にお答えいたします。必要に応じて現地を調査・点検させていただくことも可能ですので、お気軽に申しつけください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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最適なご提案をさせていただきます。

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