【雨戸の補修】自分でできる?業者に頼む?どちらがいいか解説
窓の保護と防犯面で大切な役割をもつ雨戸。台風などの強風で気づかぬうちに開け閉めしづらくなってしまうことも。さらに敷居のレール(戸走りといいます)が腐ってボロボロになると、もう開け閉めどころではありませんよね。今回は雨戸のご自身でできる修理方法と業者さんに頼む基準と相場をご紹介します。
雨戸の破損の症状と原因
雨戸は台風などの強い風の影響や衝撃を直接受けることが原因で傷んだり、ゆがんだり破損したりします。
主な症状として
- 雨戸の開閉時に変な音がする
- 雨戸がしっかりと閉まらな
- 雨漏りになってしまう
- 表面にひび割れや歪み、破損などがある
- レールの歪み
以上が良く起こる雨戸の破損の症状です。
これらの症状になったら、業者さんに頼む前に一度ご自身で補修できるかどうか確認してみましょう。
ご自身でできる雨戸の修理範囲
ご自身でできる補修範囲は以下になります。
- 雨戸の開閉がスムーズにできない
- 開閉時に変な音がする。例)ギギギ~など
この程度の症状であれば、業者さんに頼むことなくご自身で修理することが可能です。
修理方法としては、ゴミやホコリを清掃し、シリコンタイプの潤滑スプレーを塗布します。
これにより滑りが良くなり、以前のようにスムーズに開閉できるようになります。
また、レールの不具合がある場合でもご自身で補修できる場合があります。
レールには雨戸本体との間に戸車という小さな車輪があります。この戸車のズレや破損がスムーズに開閉できなくなることが主です。
戸車は開閉の度に負担のかかるパーツで、年数を重ねるごとに劣化していきます。
このような場合は戸車を交換するだけで雨戸の状態が改善する場合があります。
交換は、雨戸をレールから取り外し、ネジ留め、またははめ込みで戸車を交換することになります。
尚、戸車は雨戸により取り付けられているものが異なるため、メーカーに問い合わせて交換部品を取り寄せると良いです。
業者さんに修理を依頼する範囲
次に業者さんに補修を頼む範囲になります。
- 雨漏りがある
- 雨戸の表面にひび割れ、歪みなどがある
- 敷居の痛みが大きい
- 破損が激しい、修復でいない
以上が主なものとなります。
このような症状はご自身で行うのはとても難しいです。近くのリフォーム会社さんや工務店さんなどに相談してみましょう。もちろん、私たちアイスム塗装も対応しています。
金属製の雨戸であっても破損や経年により寿命を迎えます。
軽度な劣化であれば塗装を行うことで美観を復活させることができます。
しかし、破損が大きい場合は雨戸をすべて交換した方が安全な場合があります。
最近は防犯や防災上の理由からシャッターに交換するお家が多いです。
雨交換は、お家全体の外観を考慮することをおすすめします。業者さんによっては交換する雨戸をすべて同じものを提案することもあります。ですが、外壁の色が1階と2階で違ったり、あまり頻繁に開閉しない雨戸と頻繁に開閉する雨戸があったりします。
そのような場合、すべて同じ色のシャッターするより1階と2階の外壁の色に合わせてシャッターの色も変えたり、すべて電動シャッターにするのではなく、頻繁に開閉しない箇所は手動シャッターに、開閉が多い箇所は電動シャッターにするなどをして、費用を抑えたりするとよいです。
火災保険が適用できる?!雨戸の風災による破損
ご存じない方も多いのですが、火災保険は火災だけでなく、落雷、風災・雪災など自然災害による住宅への被害を補償してくれます。※保険契約の内容により異なる。
そのため、台風などによる雨戸破損の場合、修理費用を保険金で支払える場合も。
なお、風災害には、外壁や窓、建具などが対象で、雨戸はもちろん、シャッターも含まれることが多いです。
保険の申請はどうやるの?
修理が必要と判断した場合、すぐに保険会社に連絡するのではなく、まずはリフォーム業者さんに現地の調査をしてもらいましょう。調査結果に基づき、火災保険が適用できか否かを業者さんに確認してもらいましょう。
保険申請は一度拒否されてしまうと、再申請ができません。
業者さんの意見を聞き、申請が通ると判断して、希望通り申請が通れば保険金で修理することができます。
まとめ:雨戸の劣化には点検依頼もあり
いかがでしたか?夏休みや年末年始にに長期で留守になる予定はございませんか?
今、雨戸が全然閉まらない!ということがありましたら、ご旅行・ご帰省の前に修理しておきたいところですね。
なお、9月、10月は台風シーズンです。普段、雨戸の劣化や傷みが気になっているようでしたら、早めに修理することをおすすめします。
また、この機会に雨戸自体を交換しようかなとお考えになっていましたら、雨戸を閉めても風を入れることができるルーバー型雨戸はいかがでしょうか?羽の角度を調整することで、日差しや風の入り具合を調整することができます。エアコンが苦手な方、就寝時に外からの風を入れたいけれども防犯面で心配で、、、という方にピッタリです。寝室やお子様のお部屋など、ご検討してみてはいかがでしょうか?
私たちアイスム塗装は、お住まいの修繕やリフォーム、外壁塗装を行っております。住宅調査の専門家による無料点検も行っております。お気軽にお問合せください。